孟夏

Posted on 2017年 4月 30日(日)

4月4日
清明
万物が清らかで、いきいきとしたようすを表す「清浄名潔(せいじょうめいけつ)」という言葉を訳した晩春を表す季語。
このころになると、青く澄んだ空のもと、草木が芽生え、花が咲き、鳥や蝶が舞い、あらゆる命がキラキラと輝いてきます。

 

 

 

 

 

4月8日
空気が澄み、若葉の緑に色とりどりの花が咲き乱れる美しい季節。

本日、季節の台所仕事。。。
「えびな(ウルイ)のグリーンカレー」
「ゼンマイとごぼうの豚肉炒め」
「フキとツクシに油揚げの煮物」

この時期、右の親指、人差し指は見事に黒ずんで…(笑)。
おそらくこれは、田舎の人間ならではの特権でござりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月11日
春の夜や 
いやです
駄目です
いけません

井伏鱒二の小説「駅前旅館」での句より抜粋。

 

 

 

 

 

4月17日
緑が萌え、鳥や蝶たちが生き生きと舞う季節。

本日、季節の台所仕事。。。
「筍の土佐煮」
「筍の木の芽和え」
「ゼンマイとイタドリに厚揚げの煮物」
「イタドリとわかめの酢もみ」
「十文字羊歯(じゅうもんじしだ)、マシュルーム、玉ねぎの豚肉炒め」

竹藪では…。
能の摺足であり、ツイストを踏めば大抵見つかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月24日
春の雨は、作物にとって恵みの雨。
野にも畑にも活気が訪れるとき。

本日、季節の台所仕事。。。

「蕨(わらび)のたたき」
「蕨の卵とじ」
「たらの芽の天ぷら」
「たらの芽の明太子和え」
「ウドの酢味噌和え」

菜の花が咲くころの雨を「菜種梅雨」、5~6月に降る梅雨に似た雨を「迎え梅雨」、花よ咲けと急かせるような雨を「催花雨(さいかう)」、春の長雨を「春霖(しゅんりん)」と呼んだり、人々の雨に対する思いも、何となく伝わって来ます。