新・気・展
2013.1.23(水)―29(火)
Hotel Ko’s Style 1F cafe内 大正、昭和の着物をドレスや小物にリメイク、スカーフなど40点展示。
時間AM10:00~PM5:00
〒780-8001
高知市土居町8-8
tel088-831-2277
ホテルコーズスタイル・ホームページ
駐車場あり
アトリエ・イオ/五百蔵英記
tel088-833-6900
かれこれ今年で8年目のお付き合い。
昭和31年生まれの57歳になるがかねえ!?
いい意味で、気の置けない小姑みたいな『おんちゃん』こと五百蔵英記。
高知の審美眼を持つ、おばさまファンも多く・・・。
腕は確かです。
毎回、女として基礎工事をしっかりしなくてはならないと自覚させてくれる作品展。 何となく叙情画家をも思わせる色彩にバランス感覚。
私の場合、ほとんどオートクチュールでお願いしていますが・・・(これが思いの他、リーズナブル☆)。
デザインはこちらで考えたものを提示し・・・(おそらく面倒くさい客だと思いますが・・・そこは英記さん!面白いデザインやね~☆と言って、いつも軽く引き受けてくれます。感謝です!)。
仮縫いフィッテングでも着丈や位置など細かい所まで修正してくれるので、とてもありがたいです。
着物も箪笥の肥やしになるよりは、普段ちょっとした時に、パッと!纏う感じで着ると、お互いがが喜ぶというか・・・(カッコいいと思うがやけど♡)。
たまに思うがよね・・・。 古いものを温めるという行いは、新しいものに対する探究心、それを知ろうとする欲望の始まり原点じゃないろうか?って。
五百蔵さんは特に何も言いません。
ですが作品を観よったら『虚飾に踊らぬためのセンスの基礎』を普段から磨きよりなさいよ!って認識させられます。
「何事も勉強!無駄はなし。」最終的に着物は大島の似合う女になりたいちや♡。
ちなみに隣の写真は現在、高知県立文学館で行われている叙情画家『高畠華宵の世界』。27日(日)まで。
古い歴史、日本人としての美しい言葉遣い、立居振舞、すべての教養を修得し、美意識を育てたうえで、新しいものを取り入れる好奇心、心の柔らかさ。
かつて日本人が大切にしてきたロマンティシズム・リリシズム。改めて今、現代人に最も必要なものじゃないかと痛感しました。