ハミ

Posted on 2014年 8月 03日(日)

近頃は、夕方になると蜩の声も聴こえて来て・・・。

山はええ感じです♡。

お陰様でハクビシン・狸・野ウサギ・イノシシなど森のメンバーも夜は元気いっぱいに活動中。。。

彼らからすると『ただ単に、日中は暑いからです。』っと言い返されそうな気もしますが・・・(笑)。

そうそう

いつものことですが・・・。

先日も父・健二が作の畑は見事『ヌタ』になり・・・。

只今、健二VSイノシシ的な感じ(笑)。

とは言え、自然相手の事やき・・・。

そこは、あんまり目くじらを立ててもいかんし、あの人らあも結局、食べるもんがないがやろうき・・・。

まあ~見守る程度で抑えるより他はなし。

また、その内ええ事もあるわよ~(笑)。

しかし、このイノシシ。。。

山側の人間としては、そこそこ居ってもらいたい存在でもある。

と言うのも、あのハミ(まむし)を食べてくれるから。

落語でも夏の夜、うわばみが道で横になっている所に、人間が出くわすという場面があるけんど・・・。

この辺りでも、夜は道にハミが出て来ます。

昼間、暑ければ暑いほど夜は腹を冷やしに道へ出て来るという事で・・・(確率的にも土用の丑の日は危険)。

獣とも言えん・・・あの独特な匂いがしたら、だいたい近くに居る(しかも対で居ったりする)。

そんな時は、煙草を吹かすが一番。

普通の蛇でも、すっと逃げる(ニコチンが弱点)。

とは言うたものの・・・。

実際、現場では、そんな悠長な事は出来やあせん。

下手したら、こっちがやられるかも知れんし、そして、何時また出て来るかも知れんので・・・。

嫌やけんど・・・。

この間も一匹、殺した。

子供の時分、大人から始末の仕方は教わり・・・。

夏場は歩く時、長い棒を杖代わりにして歩きます。

ハミが、こっちを向いている時は、様子を見て静かに待つ(いつ鎌首態勢で、跳びかかってくるか判らんので。)

そこで後ろ向きになった所を、三角の頭から、ちょっと細身のかかる首元を目掛けて・・・。

持っている棒で狙いを定め「コン!」と仕留める。

死骸は、後日カラスや鳥のエサに。。。

また、「それを焼酎漬けにしたら」と言う方も居りますが・・・。

あれは捕まえて一ヶ月ほど体の老廃物を排出させ。。。

でないと!焼酎に漬けても臭くて飲めれん。

また漬けてから三ヶ月はハミの毒は消えんし、飲むとするならば、それより後。

案外、手間暇もかかり・・・。

いや、もうそれ以前に見たくないのが本音。。。

そう言えば、去年まで家に居った犬のJAM。。。

小さい時は、放し飼いで・・・。

その辺を遊んでいたところ丁度、目の下をハミに噛まれて・・・。

3・4日間ほど顔がオバケのように腫れ上がり・・・。

息も絶え絶えの瀕死状態やった。

それでも生還して。。。

ただ、噛まれた後の傷は、ずっと消えんままやったけど。。。

これが人間の場合だと最終的には馬の血清投与と聞くので・・・。

やっぱり。。。

四足の免疫はエライ☆。