シナネちゃん♡

Posted on 2013年 1月 13日(日)

昨日、学校の授業が終わって後、高知市一宮(いっく)の土佐神社こと志那祢様(しなねさま)へ初参りに。

ここは、いつ行っても心が落ち着く。

祝詞を上げると、いつものアレがやって来るきー面白いガっ(ご想像にお任せします)!

結構、デカイぜっ♡。

なんせ!味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)こと一言主神(ひとことぬしのかみ)やきね☆。

さて、この土佐一ノ宮・土佐神社の拝殿やけど・・・。左右に翼拝殿を設けた「入りトンボ」という珍しい建築(拝殿と幣殿が十字形)。その昔、四国を平定した長宗我部元親が凱旋報告をした社として今に伝わっている。そしてもう一つ忘れてはならぬのが・・・戦勝祈願の際、元親がお参りした高知市長浜の「若宮八幡宮」で、こちらはトンボが、これから飛び立つ(出陣)という意味から「出トンボ」という建築様式となっている。

どうやら生徒の言う・・・『元親アニキ』は、とんぼ好き♡。

長渕剛の「とんぼ」とは違うきね(笑)。

しかしこのトンボ、漢字で書くと・・・。『勝虫』と書く。

で!その由来は・・・。

性質上、前にしか進まず退かないところから「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)精神を表すものとして勝虫とも呼ばれ一種の縁起物として武士に喜ばれた。戦国時代には、兜・鎧・箙(えびら)・刀のツバなど武具、陣羽織や印籠の装飾にも用いられた。

また近所に住む、ボーイフレンドの歴民(高知歴史民俗資料館)館長こと宅間先生(78歳?)の話では元親が縄張りとしていた岡豊城の鬼門にあたる岡豊別宮八幡宮には戦勝祈願の折、元親が盃を4つ奉納していたとの事で・・・。その盃に描かれていた絵が・・・『勝虫・百足・熊蜂・蛾』の4つで、これすべて前にしか進まない生き物だそうで・・・。そこは元親、相当にゲンを担いで戦に取り組んでいた様子が窺えるとも話していた。

歴史は面白いネ。。。

この宅間先生、突っ込んだ話しになると『それが歴史のロマンです!』って返して来るき、いっつも「あ”~」ってなるがやけど(笑)。

こういう人も大事です♡。