令月

Posted on 2022年 2月 28日(月)

3日
節分
spring festival setsubun
節分は「季節を分ける」という意味で立春、立夏、立秋、立冬の前日にあたり、年に4回ありましたが、旧暦では春が一年の始まりと考えられていたため、節分といえば、春の節分を指すようになりました。立春が新年なら、その前日の節分は大晦日で、邪気払いの日とされています。
子供の時から、我が家の恵方巻きは七福神にちなんで7つの具材を巻き込みます。
この恵方巻きに至っては、諸説紛粉あろうかと存じますが…。
何より家族の健康、家内安全、所願成就、世界平和などを祈る心持ちで、各自が家で作り、それを皆で食べるのが一番大切。
目には見えぬども、その作り手の気が最も重要なのです。
(厚焼き卵、海老、きゅうり、ニンジン、かんぴょう、椎茸、さくらでんぶなど)
福茶は、梅干しを1個、塩昆布をひとつまみ、豆を3粒入れ、これにお湯を注ぎます。
また柊にイワシの頭を刺します。
柊のトゲが鬼の目を刺し、イワシの臭いが鬼を追い払うとされています。

でもねぇ。
鬼は私の大事な子分なので…。
あんまり豆は撒かん事にしちゃうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4日
いつものリッチモンド

 

 

 

 

 

9日
家祈祷(やぎとう)。
A house prayer
家屋・地所に感謝の法味をささげたり、障っている諸々の因縁を払う祈祷。
また神様への感謝と家の安全を祈願し、除災招福、子孫繁栄 家運長久を願います。
毎年、潮江(うしおえ)天満宮の神職さんが家には来てくれています。
今年もつつがなく終える事が出来ました。
ありがとうございます。

そしてお供え物の鯛を下ろして…。
恒例の
『鯛めし』
Sea Bream Mixed Rice
※ Sea bream is a lucky fish in Japan.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15日
高知の大事なタカミちゃん

潮江天満宮の由来…。
平安時代の名臣として、卓越した才幹と広大無辺の聖徳を兼ね備えられた菅原道真公(八四五-九〇三)を主祭神とする。
公は学者より身を起こし、昌泰二年(八九九)には右大臣に進まれたが、識見信望共に抜群であることをよく思わない左大臣藤原時平のざん言で延喜元年(九〇一)に太宰府に左遷された。
長男高視朝臣も同時に土佐に流された。
公は延喜三年(九〇三)に薨去されたがその後、侍臣白太夫は遺品(恩賜の御衣・剣・観音像)を高視朝臣に渡すべく延喜五年(九〇五)に長岡郡大津村舟戸(今の高知市大津)の霊松山雲門寺に辿り着いたが、高視と面会する事無く同地で没する。

後、遺品を受けた高視が、竜神の祠に収め霊璽として祀ったのが縁起である。

土佐権守として京都を逐われた道真公の嫡子(ちゃくし)、右少弁高視朝臣は土佐国潮江に住居していました。

高知市の潮江地区には高見山と呼ばれる山があります。

高見山の麓(ふもと)がその邸跡(やしきあと)で、古くから小判畑とし称して伝承されています。

その後、京で数々の異変があったこともあり、高視は延喜6年(906年)、京へ戻り従五位上に叙され大学頭に復帰しています。

一方で、地元の説としては…。
高視は延喜6年この地で逝去、現在屋敷跡と共に、やはり墓所(奥津城)もあり、年に3回墓前祭が行われています。

創祀は北野天満宮、太宰府天満宮とほぼ同じ創建であり天満宮として体系立てられたのは後年にしろ、御祭神が道真の神社としてはかなり早い時期の創建となります。

また長宗我部氏の時代、宮地若左衛門が祭祀職を務めて以来、明治4年(1871年)の太政官布告によって社家が廃止されるまで、代々その子孫が神主職(宮司職)を世襲しています。
宮地家の遠祖は、伝承によれば日本武尊の第四王子・建貝児王(タケカヒノミコ)に発し、その子孫・宮道信勝が山城から土佐に下向して、高視に仕えたそうです。
ちなみに、その宮地正勝の子孫には坂本龍馬、沢辺琢磨、山本信敬、宮地信貞、宮地茂春、親戚に板垣退助、武市瑞山、福岡孝弟、谷干城らがいます。
尚、道真の御璽(御鏡、神息の御神剣)は潮江天満宮代々の宮司しか見ることは出来ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18日
今日は高知市春野町芳原の観音正寺観音堂
「春の大祭」にて。
2月18日(金)3時から
春の大祭は年に一度のご開帳
春野町秋山は種間寺の、お寺さんによる読経の後、この地区の小学生女子による祝いの新舞楽『和光楽』別名(胡蝶の舞)も披露されました。
この『和光楽』は昭和30年頃より京都は井筒法衣店さんから、ここ春野町芳原に伝わる舞となりました。
高知県では唯一、ここ春野町芳原で見られる大切な舞です。
また観音正寺観音堂の歴史は古く、今を去る1200年の昔、行基によって彫られた観音像が、柏尾山中腹の寺に安置されたことにはじまるとされています。
現在は、このお堂自体を芳原の皆んなで守り支え合って頑張っています。

小学生女子の皆んなにも、せっかくなので、この行基さんについての、お話を私の方から少しさせてもらい…。将来は、自発的に皆んなで芳原の観音様を中心に集い憩いサポートし合える間柄になればベストかなっと思いっています(笑)。

それはそうと…。
最近、自らが、この観音様をお守りし、ここで修行をさせてもらいたいと志願して来た方がおられます。
これは誠にありがたい事です。
しかしながら、今日帰りしな一応、念のために間違いあらば…『7人みさき』送りと一つ忠告はさせてもらいました。
自称: 世界一、坊主を見る眼は厳しい女
ヨロシクです〜(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28日
昔から喉によいといわれています…。
金柑(きんかん)
金柑の甘露煮
kumquat Sconfits
一番小さなミカン科の果実。
皮が甘いので丸ごと食べれるのが特徴。
風邪をひいたときにもおすすめです。
ヘタを取って竹串で皮を数カ所刺し、2分ほどゆでてゆでこぼし、砂糖(金柑の重量の約1/2)とひたひたの水、酢少々を入れ、透明になるまで煮れば完成。
金柑には、風邪で痛んだ喉や鼻の回復をサポートし、粘膜を強くする栄養が豊富。
適度に継続して摂ることで、寒さや細菌への免疫力を向上させる効能が期待できます。