臘月

Posted on 2020年 12月 31日(木)

5日
場所は焙煎香房・古具 庵(いおり)

大岸彩雲堂の屋号で表具師の大岸拓生さんの言葉…。

ふたりのアーティストのコラボレーションがひっそりと実現しました。
 
 
川田英二さんの版画をマウントした表具と、中山みちさんによる花草のあしらい。
 
 
モノトーン二次元だけど奥行きのある作品を安定して制作する川田さん。
 
「庵」のお庭で切り取ったものと、川田さんがご自宅から採取してこられた花草をあてがわれ、それを即興的に活け生かす中山さん。
 
 
この計画を話したときにはお引き受けを渋っていた中山さんも、今日はノリノリで始終ごきげんに取り組まれていました。
 
「これは遊びだから! お気楽なお楽しみなんだから!」
と言って説得したのでしたが、本当にその通りに楽しんでくださったのがとても嬉しかった。
 
 
床の間、表具、お花、となれば、高尚で敷居の高い権威的な趣味の世界と思われがちですが、我々が暮らしているこの国のカルチャーのひとつ。
遠慮会釈など必要ない!
自画自賛で面白がってシェアしていけばよいと思います。
 
 
そんな場を気持ちよく提供してくださった「庵」の柴田さんに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9日
ケーキの練習。

Cake practice

シフォンケーキ、生クリーム、ブルーベリーを合わせても¥600内で出来ます。

けれども、そこに山の草花が入ると、また趣も変わります(冬いちご)。

まだ時間はある。
ちょっとずつグレードを上げていくぞ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13日
今、話題の人…。
Chieko Naniwa

今まで見てきたNHK朝ドラ史上、こんなに大泣きした第一話は初めてです。
不覚にも43歳にしてギャン泣き(笑)。

5歳児の千代ちゃんの手が、本当に愛おしくせつなく…今、思い出しても、また涙…。

酒呑みの親父テルヲが連れてきた再婚相手は、全く千代ちゃんのお母さんとは似ても似つかぬ人。

テルヲの『似てたら思い出すやん』と言う一言に…。
実は一番、ことうちゅうがは父テルヲだった事に…またオイオイ泣く。

これから益々、目が離せれんよ〜。

 

 

 

 

 

21日
一年で最も昼が短い日。
『冬至冬なか冬はじめ』

Today is the shortest day of the year.

健康を願う冬至料理

カボチャのいとこ煮
カブの梅酢漬け

二十四節気では冬の真ん中、真冬の始まりとされ、この日を境に太陽が復活し始めるということから冬至を「一陽来復」といい「幸福に向かう」という意味も。
転じて悪いことばかり続いたあとでも、ようやく幸運に向う日とされます。
また古代、最も日が短い冬至は一年の終わりとされていました。
冬至に欠かせない柚子は太陽を意味し、弱まった太陽の気を補うものと考えられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22日
遥か紺碧の空と海
すべてをのみ込むあの蒼さよ

唄 : 元ちとせ
作詞:岡本定義
作曲:岡本定義
いつか風になる日より抜粋

 

 

 

 

 

23日
皆さんの中で、師が瞬時にフットワークも軽く目の前に現れ、驚きのあまり…。
腰が抜けそうになる。
もし、そんな経験が御座いましたら…。
是非ご一報下さい(笑)。

そんな2020の師走…。

え、
7.8割りって…⁉︎

『プーっ‼︎』っ言うて
おもいっきり吹いたがなぁ〜(笑)。

師からの衝撃的サプライズ。
これはイカヅチどころの騒ぎではない。
革命です(笑)。

 

 

 

 

 

25日
全部は無理やけど…。
「ちょいちょい愛してる〜」♪
今日は、あの大工の息子さんのお誕生日という事で…。

“Merry Christmas”

みちのケーキ屋さんごっこ。

楽しくてパチンコぐらいハマりそうなので…。

くれぐれも、ほどほどに(笑)。

あと、さえき の まおちゃんもヨロシクって言ってたよ〜(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30日
土佐流を基本とした白米を敷いた上に御鏡を載せます。
裏白(ウラジロ)を挟み、上には橙(ダイダイ)を載せて、ゆずり葉をブスッと!刺します。
裏白の葉は、裏が白い事から、隠し事なく正直に生きますの意。
ゆずり葉は、新しい葉が育ってから古い葉が落ちることから子孫繁栄。また人に譲るという意味もあります。
橙(ダイダイ)は、代々を意味し家が代々続く事を意味します。
昆布は、よろこぶに通じ喜び多い年であることを祈ります。
干し柿は、「来」の意で喜ぶが来る事を願います。
スルメは、室町時代の頃からお金を「お足」と言い、足の多いスルメは縁起が良いとするところから来ているそうです。
お正月の鏡餅は新しい歳神様のお供えもの。作物の中で最も大切な米で搗いた餅に海の幸、山の幸をあしらい、豊かな実りがあるようにと祈りを込めてお供えすします。
このまま松の内が明けるまでは、この状態です。
鏡餅は、御鏡、 餅鏡、あるいは具足餅などと、いろいろなよび名で古くから私達日本人の生活の中に深く結び ついてきました。お供えものや飾り方は地方や家々によってさまざまですが、それぞれの謂れの中に昔の人々の智恵と幸せへの祈りが今に伝えられています。