いつもは、GW頃に見かけるがやけど、今年はちょっと遅い。
年々、数も減ってきゆう。
子供の頃は、この蛍を捕まえてよく遊んだりした。
体は黒く胸部は赤橙色で黒い十字紋があるき源氏蛍やね。
昔は竹箒で一振りしたもんなら「はい!街灯の出来上がり」って言うばあ大量に蛍が捕れよったけんど、今はほんまに数えるばあしかおらん。
しかし、この辺りの水質はえいがやないろうか!?
住所も実は続きがあって・・・本来「春野町芳原儀丁清水が谷」と正式名は呼ぶらしい・・・(何時の頃からか省くようになったみたい)。
現在も家は井戸水で、よそと飲み比べても、うちんトコの水は、ちょっと甘い感じがする。
奈良時代の『日本書紀』(720頃)に蛍の文字が登場し、また平安時代の「万葉集」「源氏物語」そして「伊勢物語」と、その頃から日本人にとってホタルとは季節を彩る大切な風物詩ではなかったろうか!?
そう言えば清少納言の「枕草子」にも蛍の話しが出て来る。
『夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍のおほくとびちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光ていくもをかし。雨など降るもをかし。』
これは『春はあけぼの』の一文やけど・・・。
ちょっと!
思い出したでー!!!
中学校の時に、国語の授業で暗記朗読テスト「祇園精舎」「徒然草」「春はあけぼの」を、順番に一人づつ立って発表せないかんがで、しかも先生にOKもらうまで毎週のように続くが・・・(激辛)。
端っからまったく、やる気のないワタクシ・・・(えへへ)。
それが、可笑しなもんでねえ。。。
前の席に座る友達がクラスに好きな男子がおって、どうやらその人の前で恥だけは掻きたくないらしく・・・そりゃ~もう休み時間は勿論!弁当食べる時も教科書は手放さんし、チャリで帰る時もブツブツ必死で声に出して覚えゆうわけよ(今思えば健気と言うか、しおらしいねえ♡)。
友達を含め周りの女子は四六時中、その状態で・・・。
嫌でも、こちらは耳に入ってくるわけで。
そー!
もうお判りですね。
今、流行のスピードラーニング的な、あの感じ。
やったことないけど(アハハハ)。
強いて言うなら、こっちは実写版(贅沢ね♡)。
いつの頃からか、友達が言葉に詰まっても、何故か!?ワタシはスラスラ言える状態になり・・・(ぐっふふ)。
結果、その友達のお蔭で教科書を開く事もなくテストにも一発合格し・・・(ありがとうAちゃん)。
勿論!Aちゃんも合格して・・・。
で!肝心の。。。
そのAちゃんと彼との恋は・・・(ぐッホ!ご想像にお任せします。)
しかし、『春はあけぼの』は怪しいが、他は未だに暗記しちゅう・・・(やっぱり耳で覚える事も大事ながやないろうかねえ!?)。
まあ~今度、学校の生徒にもこの話をして、『いかに恋は大切か!?』という事を聞かせちゃりたいけど・・・。
その場合『先生は、へこすい人間やねー!』って、まず指摘されそうやき・・・「これはあくまでも世の中を上手に生き抜いて行く方法の一つとして、ぜひ参考にしてもらいたい。」と付け加えるべし(剣豪・宮本武蔵には負けるけど(ぷッフフ))。
あさー!
うまく伝わるかな~(笑)。