ここへ来るまでが・・・。

Posted on 2013年 11月 15日(金)

今でこそ言えるけんど・・・。

学校の方、やっと授業らしくなってきました。

毎年前期までは、どうしても一年生はガザガザなる。

一部ですが・・・。

初対面でも最初の頃は『バカ!アホ!お前ー!死ね!うるさいババア!頭、可笑しいがじゃない!』これらを平気で言うて来ます。

正直こちらも一応、人間ですので言われた時はカチンと!来る。。。

来るは来るけんどー。

その一方で・・・。

これは、ある意味「お試しやないろうか。」とも思ってみたり。。。

『この人は、これを言うたらどんな反応を示すろうか!?』とか。

あと、本人は気づいてないかも知れんけど、以前そういう事を回りから言われた事があるのではないか!?とか。

で!

こんな時こそ、自分の邪魔な感情は追いだして理性だけで、原因を分析してみるのも一つ。

この時、すぐに答えが見つからんでもかまんと思うちゅう。

追々、時間が経ってから見えてくる事もあるし(常に手探り)。

けんど、どう考えても「いかん事はいかん。」と思うたら・・・。

その場で理性でもって物事を道理で諄々と諭す。

相手も人間、自分も人間。

叱ることと怒ることは違う・・・。

怒りの感情を抑え、子供のためになることを(愛情)子供が理解できる言い方で(理性)説得することも大切。

子供に必要なのは、愛情と理性。

子供は親や先生でも普段の、その人の生き様や、ものの言い方、人格をずーっと見ゆう。

この人間は尊敬できるなと思った人に、注意されたり叱られたら、普通に自分が悪いと感じる。

しかし、その逆で普段の親や先生なりが、卑怯で卑劣、だらしがない、いいかげんで軽蔑している人間だった場合・・・。こんな人に怒られ、怒鳴られると、これは一生の恨み憎しみにしかならん。

なので4・5月の一年生は、どうしても泥試合にはなるね。

時間が経って、今ぐらいになって来たらお互いの事が、そこそこ解ってくるき面白いがやけど・・・。

ホンマに!ここへ来るまでが大変よ。。。

ある人の言葉・・・。

自分を育てる親は自分。

育てられる子供も自分。

教える先生も、教わる生徒も自分自身。

「天は自ら助くる者を助く」

子供を教育するには、まず自分自身が感情をコントロールできる事が秘訣だと思うのです。