玉ねぎ串天(黒コショウ)

Posted on 2013年 5月 28日(火)

いつもお世話になっている浦戸の『大久保天ぷら店』。

うちの学校にも移動販売に来てくれよります(普段は各スーパーに卸してます)。

この三代目・大久保功さん(44歳)とは以前、高知市にあったギャラリー・カフェodd eye(2011年6月 閉店)からの知り合いで・・・。

かれこれ6年のお付き合い(ワル仲間の一員)。

学校には2011年の4月より来てもらい、各週の金曜日17:00頃にて販売。

その後、お隣の龍馬学園にて移動販売。

もし見かけたら一般の方でも購入出来ますので、その時は宜しくお願い致します。

 

初代店主は大久保 弘さん(おじいさん)

二代目 信次郎(父)

三代目 功(息子)

親から子へ、子から孫への三世代に渡り・・・(昭和21年から創業の今年で67年目)。

天ぷらの原料は、土佐沖で捕れた魚を、ふんだんに使って『小鯛・ヒメイチ・エソ・大正・ベイケン・ホウボウ』など、これらを一匹ずつ頭や内臓をきれいに取り除いて後、石臼でじっくり時間をかけてすり身にしていく。

ここで一番重要なのは、そのすり身にする時の『練り』。

その日の気温や湿度で、仕上げの状態を見極める熟練の技が必要との事で・・・(そんな話を聴くのが実に楽しい)。

大久保さんトコの天ぷらは、原材料に忠実やき雑味というか雑念がなく・・・「そこがエイ!!!」

けんど作り手は、どういくろうよ(笑)!

2011年5月ひょんな事から、二代目・信次郎さんの最期をも看取ることになり・・・(不思議なご縁のある人)。

最近は「じゃこ天」の製造工程を亡き父の方に戻し『練り』に対して細かい所を修正しては試行錯誤の繰り返しだとか・・・(塩を入れると粘りが出て来るとの事)。

 

ちなみに、おススメは『じゃこ天』は勿論のこと!『バラ天』に『玉ねぎ串天(黒コショウ)』。

たまに干物や野菜もあって、この間は『ヒメイチ』『ベタ』の干物、キャベツの『ピクルス』も美味しかった♡。

社長の話しでは、これから夏にかけ変化球として、ちぎり天の『ゴーヤ・カレー』も出していくとの事で・・・。

皆様、また何処かで大久保天ぷらを見かける事が御座いましたら、重ねて宜しくお願い申し上げます。

http://www.k5.dion.ne.jp/~tenpura/