9月 ある方の作品展へ。
まあ~入って行くなり、いろいろ呆れるばあ作品とは別に、個人収集したもんやらを置いちょって。
おそらく自分の家も、足の踏み場もないばあ~モノに溢れちゅうがじゃろうなって・・・。
そこは容易に察しがつくわけで・・・。
簡単に言えば、まさしく『俺ん家に、ようこそ!』的な展示型。
まあ~それはええわ。
当の本人は宝の山ばあにしか思うちゅうか知らん。
こちらからしたら、要らんもんばっかりのゴミの山にしか見えんで・・・(苦)。
もう~ここまで来たら、まっこと!執着としか言いようがのうて(怒)。
『くそたわけい!』
ものづくりにおいて、一番大事なことは何だ!!!
一切の執着に囚われず自由自在、心おもむくまま制作するって習わんかったかね!?
「自由が利かぬ作家は、もはや死人同然。」
ちゅーか!?まだそんな所を歩きゆうがかえ???って。
「腹が立って、情けのうて、淋しゅうて・・・。」
もう~!
ちった~よ!
『キャバクラでも行って飲んで騒いで遊んだらえいに~!!!』なんて思いながら・・・。とは言え、今の段階ではキャバクラへ行く意味も理解できんがじゃろうにゃあ~。って。
「イカン!イカン!こらあ~イカン!こんなクソガキとは、取り合われん!すまんけど、うちは先に行かしてもらいますきー、おまさんはどうぞ、えいようにやって下さい。ここは比べて悪いけんどねえ、うちんトコの生徒の方が、そら~ずっと!おまさんよりも大人やき。あの子らヨウダイも言うけんど物事の本質は、ちゃーんと!コマイ時分から見抜いて生きてきちゅうがじゃきー!そこら辺りの高校生とは違うて、性根は据わちゅうぞね!!!それやき!こちらも可愛らしゅうてたまらんし、育て甲斐もあるというもの。」と胸の内は、思いよって・・・。
けんど、まあ~そうは言うても、遠くの空を眺めてしよったら、唯一この人のエイ所というか、否めんもんを見つけてしもうて・・・。
それは然したるもんじゃないけんど。
本人が無造作に吊っちょった作業用のタオルで・・・。
どかの店で配られたような社名の入った普通のタオルながやけど。
作業で使うてヨレヨレになちょって・・・。
それがまた風で揺れるたんび
昔は、なんちゃあ~考えんと、ただ直向きに仕事をしよった姿が思い出されてねえ・・・。
『あ”~~~!』
「心が拒絶しちゅうき体が悲鳴をあげちゅうがじゃろうがえ!?」
おまさんは本来、心根のエイ人です。
所詮その賭けには向いちゃあせんがじゃき。
もういい加減、認めて終わりにせなあイカン。
『己を救えるがは最後、誰でもない自分自身ぞね。』
せっかく、今の仕事は命がけのおもろい仕事しゅうがじゃに~。
そんな足枷、本当に要るかえ?
「なんちゃあ~難しゅうに考えだちよ、人として当たり前の事を心掛け、そうかといって無理はせず、自然体で身の丈に応じた事をしていったらそれでえいろうに。」
たまには自分自身を信じる事もしてよ~。
そうやってやりよったら、人もそれなりの人が、ちゃんと寄って来るきー。
そこは自信もって大丈夫よえ☆。
おまさんは気づいてないかも知れんけど、もうそんな補助輪なしでも十分、走れますきー(笑)。
作品観たら、よー分かるき。
本当にようーここまで昇り詰めたねえ。
人が見えん所で、どれっぱー血反吐も吐いてやってきたことか!
よー諦めんと耐え忍んだわ。
ほんまに、偉かった。
よー頑張った(笑)。
これから、またぐっと!良うなる良うなる安心せい!
今日は呼んでもろうて、ありがとう。
後は・・・そうねえ~このタオルみたいに風に任してなるようになると思えるばあのよー、気持ちが持てたらエイにねえって思いながら・・・頭の中は、くるりの曲「奇跡」が知らん間に流れもって帰って来たがよ。