暮春

Posted on 2018年 3月 31日(土)

本日3月1日にて
齢41を無事、迎えました。

ありがとうございます。

雛人形

2018
土佐の土
珈琲豆
土佐和紙
麻ひも
W4×H5×D3.5㎝

Japanese Hina dolls

2018
tosa mountain soil
coffee bean
tosa washi
hemp line
Hina ningyo is a special doll wearing a traditional Japanese costume for Doll’s festival.

 

 

 

 

 

3月2日
雅楽
博優会 高知公演
香南市赤岡町 弁天座にて
演目 管絃
平調調子
五常楽急
越殿楽残楽三返
朗詠「春過」
「陪臚」
舞楽
左舞「蘭陵王」
退出音声
「長慶子三度拍子」
世界最古のオーケストラといわれる雅楽には指揮者はいません。それでもみな調和して演奏ができるのは、とても不思議で面白い世界。
ちなみに、あのジョン・ケージも雅楽が好きだったそうです。

 

 

 

 

 

本日3月3日
「桃の節句」
古代中国の上巳の節句が由来とされています。もともとは旧暦3月、最初の巳の日(上巳の日)に行われ、脱皮をして生まれ変わる巳(ヘビ)にちなんで、心身を祓い清める行事とされていましたが、やがて女の子の健康を祈るひな祭りになりました。

ちらし寿司
吸い物
高知版ひなあられこと『花きび』
白酒(甘酒)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日は土佐三大祭りの一つである「秋葉祭り」の練り行列が高知市で行われました。
「鳥毛ひねり」や子どもたちによる「太刀踊り」なども披露され…。やはり火伏せの神だけに高知市はこの後、見事に雨が降り出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなふくろを かたにかけ
大黒さまが 来かかると
ここにいなばの 白うさぎ
皮をむかれて あかはだか

本日4日は土佐の福の神「いの大国さま」椙本神社(すぎもとじんじゃ)
春大祭
土佐の三大祭りの一つ。
古くから伝えられている福俵を手に、福をいただきその年の幸せを祈願する祭りです。
また境内では重要無形文化財の名野川神楽(大国主の舞)や獅子舞も奉納披露されました。
地元では、この大祭が終るといよいよ土佐路にも春が訪れるといわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月9日
来ちゃった‼
ART FAIR TOKYO 2018

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10日は狛江市まで移動。
小説家 宮尾登美子さんのお墓まで。
墓石も拭き掃除しながら、世間話もして…。
先生のたまにする目口での合図、とても好きでした(笑)。などと述べながら手作りの梅干しを、お供えし般若心経を唱えて無事、御墓参り終了。

 

 

 

 

 

そして午後はSTEINWAY & SONS東京へ。

ライラコンサート
国立音楽大学鍵盤楽器専修(ピアノ)4年、鍵盤楽器ソリストコース在籍。
飯島 聡史さん

バッハ
トッカータ ハ短調 BWV911

ベートーヴェン
創作主題による6つの変奏曲 へ
長調 Op.34

ショパン
ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調,Op.44

会場は次第に熱を帯びて、自然と拍手が沸きました。

また、このピアノは黒色艶出塗装仕上げ前のカタチで…。
よりお客様に第一級の無垢の木材を目にしてもらうためにつくられたピアノとの事。

そして調べてみると…。
かつてのピアノは全て木目調。
日本でピアノの生産が開始されたころ、高温多湿の気候である日本において、ピアノは漆で黒く塗るというのが最適に思われた事から始まったとされ…。
また18世紀後半以降、モーツアルトやベートーベンが活躍する時代になると、ピアノをはじめ、演奏者の服装までもがそれまでの華美なものから黒を貴重としたシックなものに変わっていくようになり…。
この変化の影には海外に輸出され、高い評価をうけていた漆工芸品の日本の文化が貢献していた事を、今更に知り…。
美術とは直接関係なくとも実は、そこに何かしらヒントはあったりするもの。
ええ、とても収穫の大きい東京滞在2日間でありました。
ありがとうござます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月13日
ひと雨ごとに春も近づく、そんな気配を感じられるころ

本日、季節の台所仕事。。。
筍 bamboo shoot
「筍の煮物」
昆布 三温糖 みりん 醤油 削り節

今年は、通常よりも一ヶ月ほど遅れの初物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日
今が満開の白木蓮(はくもくれん)
英名:Yulan magnolia(ユラン マグノリア)
樹齢25年のご近所さんとこに植えられた春の訪れを感じさせてくれる落葉高木。
ほんのりと優しくて上品な香りを漂わせています。

 

 

 

 

 

本日18日は彼岸入り。

本日、季節の台所
土筆(つくし)
Field horsetail
「土筆と野蒜(のびる)の卵焼き」

土筆はよく洗い、はかまを取る。
沸騰したお湯で2分ほど土筆を茹でる。
水気を絞った土筆を刻み、みりん白だしの卵液に刻んだ野蒜も一緒に混ぜて焼く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月21日
彼岸中日
墓参りをして仏壇にぼた餅をお供えし、先祖を供養。

よもぎ
Mugwort
よもぎの牡丹餅

「ぼたもち」は春に咲く牡丹(ぼたん)の花にちなんでつけられた名前。小豆の粒を牡丹の花びらに見立てて「牡丹餅(ぼたんもち)」と呼ばれていたものが、やがて「ぼたもち」に変化したと言われています。
そして今日は、ちょっと「棚から牡丹餅」のような話もあり…。
こりゃあ〜間違いなく、ご先祖様も見てるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月24日
源平花桃(はなもも)
peace gene
満開の一本の花桃。少し斑がはいった白い花が圧倒的ですが、濃いピンクの花ばかりの一枝と、白とピンクが交互に咲いている別の一枝があります。
これを源平咲きと呼び…。
昔から日本では大きく二つに分かれて戦う時、「紅白戦」とか「紅白対抗」と言いますが、もともと源氏の旗が「白」、平氏の旗が「赤」だったことからそう呼ばれるようになったそうです。
まるで源氏と平氏が競ったように3色も今、競い合うかのように咲き乱れています。

 

 

 

 

 

3月28日
爽やかな風に咲き誇る桜、自然の表情も豊かさを増す今日この頃…。

薇(ぜんまい)
Osmunda
本日、季節の台所仕事。。。
「筍と薇にひろすの煮物」
昆布 三温糖 みりん 醤油 ちりめんじゃこ

薇は「銭を巻いている」ような見た目から「銭巻き」が訛って、ぜんまいと言われるようになったとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月29日
桜にも蕾の姿、満開の桜、散りゆく姿の移ろいに風情を感じる今日。

えびな(うるい)
Hosta, Plantain lily

季節の台所仕事。。。
「えびな(ウルイ)のグリーンカレー」

えびなはユリ科ギボウシ属の多年草。

 

 

 

 

 

3月30日
珍しいグリーンの桜
御衣黄(ぎょいこう)
「御衣黄」という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いためとされています。
緑色の花を咲かせ、花が開いたときには緑色ですが、次第に緑色は薄れて黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなります。

 

 

 

 

 

3月31日
名残惜しい三月…。
さいなら〜。

雛人形
2018
土佐の土
珈琲豆
土佐和紙
麻ひも
W3.5×H5×D3㎝

Japanese Hina dolls

2018
tosa mountain soil
coffee bean
tosa washi
hemp line
Hina ningyo is a special doll wearing a traditional Japanese costume for Doll’s festival.