蘭陵王(らんりょうおう)
Ranryo-o
申 Monkey
W7×R6.5×H5cm
※ 今回は舞楽の蘭陵王をモチーフに表現。北斉の蘭陵武王・高長恭の逸話にちなんだ曲目で、眉目秀麗な名将であった蘭陵王が優しげな風貌を勇ましい仮面に隠して戦いに挑み見事、大勝利したとされる舞。勇士を歌に歌い、武人の舞らしい勇壮さを偲ばせる舞楽の一つ。
この干支シリーズは、とても壊れやすいです。無事、務めを終えたとき、もう必要なくなったなと思ったときは、
そっと土に返してあげてください。もし飾っている途中、何らかの事情で壊れてしまったら、そこは決してもったいないとか、
残念だとか、落ち込んだりする必要はありません。寧ろ、その時この子はあなたの役に立つことが出来、悦んでいます。
カタチあるものは、やがてなくなるのが常。それが、この子のお役目なのですから。
『蘭陵王』は、土へ返すことで、その新しい土地で蘇生し、また、この世の中を見守り続け、自然と人との共栄を願う作品になります。
人の気持ちを和らげ、楽しい時や嬉しい時、一緒に喜びあうことが出来、また
寂しい時、悲しい時にはそっと寄り添う事が出来る、そんな存在になれたらと願っています。
申 干支の由来
【猿】
山の賢者で、山神の使いと信じられていました。
信仰の対象としても、馴染み深い動物です。
器用で臨機応変
申年の申は本来「しん」と読み、「のびる」や「もうす」という意味があります。
申は「雷」の原字であり「稲妻」を表した象形文字で、神の技という意味もあります。
「申」という字は稲妻の形で、左右に光が屈折している形を縦線の横に並べて「申」という形になったといわれています。この稲妻は天の神の威光を表した形で、神の発するものであるという考えから「かみ」の意味となり、「申」が「神」のもとの字になりました。また、背骨と肋骨の形から成り、背中のまっすぐ伸びた形を表しているという説もあります。
干支の申は猿とは関係のないものでしたが、申には動物の猿が割り当てられることとなりました。
申には病や厄が「去る」と云われもあり縁起の良いものとして神社なので祭られるなどしています。
又、サルとイヌは仲が悪いから鳥が間に入ったという話も言い伝えられていたりと面白い逸話もあります。
そして、元々ははチベット仏教から来た話のようですが、各地で様々な謂れのある「申年に赤い下着を贈ると病が治る」や「申年に贈られた下着を身に着けると元気になる」などの言い伝えが日本各地に伝わっています。
また「申」は草木が十分に伸びきった時期をさします。
・・・作品が出来るまでの工程・・・
土佐の山から赤土を採取し、これを一度、日に干し乾燥させます。
土が乾いたところで、振るいにかけ細かい土だけを選別します。
そこへスサと水を練り込み、一晩寝かした土を水分調整し、
それから一つ一つカタチを創り、自然乾燥させた作品です。
焼き物ではありませんので、
比較的壊れやすく「水」厳禁で取扱いの方は宜しくお願い致します。
パッケージ:W4.8×R10.6×H15.6cm
蘭陵王 ¥1000(税込)
台座・土佐産ヒノキ扇板は別売り
一枚 ¥1000(税込)
お正月飾り展
2015年 11月29日(日)12月6日(日)二日間のみ(2日間とも在中)
花CAFE GALLERY FOREST
〒780-8010
高知市桟橋通り2-4-18
※駐車場あり
TEL&FAX 088-833-8323
AM11:00からPM6:00
☆ カフェでは季節のランチと、ケーキセットなどもご用意しています。
県外発送は12月18日(金)まで承ります。 (ご注文の際はメールもしくは、TELでお願い致します。) また県外発送ご利用の場合は、銀行振り込みのみでお願い致します。
送料は以下の金額が基準です(一つの箱で2個までなら)。
北海道(¥1800) 北東北・南東北・沖縄(¥1300) 関東・信越(¥1100) 中部・北陸(¥1000) 関西・中国・九州(¥900) 四国(¥800)
例:1個(蘭陵王¥1000)+ 送料(関東¥1100)=¥2100(税込)が振り込み金額になります。
数にもよりますが12月25日(金)までには、お届け出来るかと思います。