清秋

Posted on 2018年 8月 31日(金)

8月1日
鹿の子百合
Speciosum lily
別名 土用百合(どようゆり)七夕百合(たなばたゆり)
花弁に鹿の子どもにあるような斑点模様があることから名づけられたそうです。
また斑点が散在する様を指して伝統的に鹿の子斑(かのこまだら)と呼び、この含意による用法も存在しています。
布を小さくつまんでくくった絞り染めの鹿の子絞りや、和菓子でもツブツブしたまだら模様のお菓子なら「かのこ」と名づけられることもあります。

 

 

 

 

 

8月5日
高知市春野町芳原
愛宕神社(とうろ)
絵金の絵馬台

The painter Kinzo, known as Ekin, established the genre of shibai-e screens unique to Tosa(presently Kochi Prefecture).

蝶花形名歌島台(ちょうはながためいかのしまだい)
小坂部館(こさかべやかた)
二曲一隻屏風 より。

 

 

 

 

 

8月6日
そして夕べ見つけた春野の新しい名所。
ピンクハウス。

 

 

 

 

 

8月7日
5日に行われた
高知市春野町芳原愛宕神社夏祭り
田園に囲まれ大銀杏樹の下より。

 

 

 

 

 

絵馬台(台提灯)に嵌め込まれた絵金の芝居絵
The painter Kinzo, known as Ekin, established the genre of shibai-e screens unique to Tosa(presently Kochi Prefecture).

 

 

 

 

 

絵馬台(台提灯)に嵌め込まれた絵金の芝居絵
こちらは裏側

 

 

 

 

 

笑い絵 (戯画)の代表作
 小襖
朝比奈三郎義秀
藪井竹庵

絵馬台の芝居絵屏風の下の部分に嵌め込む小襖。両面に描かれており、反対面には波頭の図があります。
正面向かって左
朝比奈三郎義秀の絵は、巴御前の子といわれる剛力の猛者三郎が、巨大な男根で5人の裸女を転がしています。それを泣き顔の黒人ふたりが見ています。この笑い絵は、黒艦で来航した大きな異人を朝比奈に見立て、舟子に多い黒人を登場させた幕末風俗絵とみられています。
正面向かって右
藪井竹庵の絵は、藪医者をからかった藪井竹庵が、男根に見立てた牛の角にはねられた5人の裸女の陰部を診る図。ヤブ医者とは、絵金が御用絵師の座を追われたのちに名乗った「町医者弘瀬柳栄」で、絵金自身ではないかとされています。

 

 

 

 

 

こちらが裏側になります。
絵金が最も得意とする青海波

 

 

 

 

 

小襖
鏡泉筆 朱買臣図

 

 

 

 

 

小襖
水墨画 山水図

 

 

 

 

 

小襖
水墨画 秋草図

 

 

 

 

 

小襖
水墨画 椿図

 

 

 

 

 

小襖
笑い絵

 

 

 

 

 

宵闇に浮かぶ絵馬提灯

 

 

 

 

 

左 : 蝶花形名歌島台(ちょうはながためいかのしまだい)
小坂部館(こさかべやかた)
二曲一隻屏風
右 : 奧州案達原(おうしゅうあだちがはら)
袖萩祭文(そではぎさいもん)
二曲一隻屏風

お年寄りの話では「昔は今みたいに娯楽の少ない時代じやったきに…。それこそこの辺りでも皆で集まって農村歌舞伎もやりよったぞね。」と、昔は今よりも、ずっと歌舞伎は身近な存在であったようです。

 

 

 

 

 

祭りの後
絵馬台をしのべる男衆さんたち

 

 

 

 

 

8月10日
今が旬のブルーベリー
今年は、裏年で量も少なめとなりましたが、
何とか焼いてみました。

ブルーベリーベイクドチーズケーキ
Blueberry baked cheesecake

混ぜて焼くだけです。
甘酸っぱいブルーベリーがコクのあるクリームチーズと絶妙のベストマッチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月11日
来週は旧のお盆(月遅れのお盆) 8月13日~16日という事で…。
今日は墓様の草引き&墓石の拭き掃除。
案外、墓石の隙間には、枯れ葉やゴミも詰まっています。
Obon is the most important Buddhist festival in Japan.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月12日
烏瓜(からすうり)の花
Japanese snake gourd
林や藪の草木にからみついて成長し、葉はハート型で表面は短い毛で覆われています。
夏の夜に、花弁の縁が糸状に長く伸びる花を咲かせます。この複雑な花弁は、蕾の時にはきれいに折りたたまれているのですが、時が訪れると一糸乱れずに展開していき、短時間で完全に開ききります。「糸」の一本一本がみるみる伸びていく様子は、とても不思議。
よくからまったりしないものだと感心させられます。開花が始まるのは夜で、翌朝にはしおれてしまう一日花です。

 

 

 

 

 

8月13日
月遅れ盆迎え火
迎え団子
お膳は、殺生丸出し
『カツオのたたき』をお供え(先祖の好物)
あっ〜仏様すびませんねぇ。
そして、大事なご飯と味噌汁の配膳を間違えてしまった…この落ち度、何とも面目ないスッ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月16日
月遅れ盆送り火
送り団子
お盆のお供え
お盆のお膳

お陰様で送り火も綺麗に燃え、先祖も迷わずあの世へ無事、帰って行きました。
そう言えば、お墓の前に季節外れの紫陽花の花を見つけました。
今年も、よい供養が出来ました。
ありがとうございます。
Okuri-bi is fire to see ancestors’ spirits off to afterlife.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月21日
小待宵草(こまつよいぐさ)
 Cutleaf eveningprimrose

海岸や河原、その付近の道端などでよく見かけます。花は薄黄色の4弁花で、花弁はハート型をしています。咲き殻は赤くなるので黄色と赤花が同居して枝に付きます。花は午後、夕方近くに開き、翌日の朝には萎んでしまいます。

 

 

 

 

 

8月22日
今宵咲いた
月下美人
A Queen of the Night
Dutchmans pipe cactus
あたり一面に優雅なジャスミンに似たやわらかい香りを漂わせています。
昭和天皇がまだ皇太子だった頃に、台湾を訪れた際、咲いていた月花美人の花に目を奪われました。そのとき、昭和天皇が連れ立っていた駐在大使に花の名前を聞いたところ、駐在大使はとっさに「月花の美人です」と答えたことから「月花美人」という名前が付けられたといわれています。
神秘的な花の様子から、様々な伝説を持つ月下美人。別名「月来香(ゲツライコウ)」とも呼びます。またヨーロッパでは香水としても利用されているようです。

 

 

 

 

 

8月28日
かたつむり
蝸牛 かぎゅう
snails

雨も 風も 吹かぬに
出ざ 釜 打ち割ろう
でんでん むしむし でんでん むしむし