in土佐

Posted on 2013年 9月 18日(水)

今月は6・7・8日と奈良出身の大学同期が久しぶりに高知へ遊びに来てくれて・・・。

今回は観光及びグルメリポートです(笑)。

左下: 先ずは、『はりまや橋』からスタート。

右下: ひろめ市場にある、知人のお店『プティ・ヴェール』にて・・・。

スパークリングワインで乾杯。

 

 

 

 

 

左下: 燻製チーズ&クラッカー

右下: ウィンナー

土佐赤牛の赤ワイン煮&パン

 

 

 

 

 

左下: オイルサーディン&プンパニッケル(ドイツのパン)

右下: 「グビグビ」やってます(笑)。

 

 

 

 

 

持ち込みOKという事で・・・。

左下: トマト

鰹の塩たたき(柚子がベースの塩だれ)

鯨の竜田揚げ

右下: 『夜の高知城』

 

 

 

 

 

7日

お昼は高知駅近くで・・・。

左下: 今日のそろったお野菜の天ぷらうどん。

右下: プラットホーム

 

 

 

 

 

左下: アンパンマン列車

右下: メモを取る容子さん。。。

 

 

 

 

 

左下: 伊野駅到着。

右下: 駅から観た線路。。。

 

 

 

 

 

左下: 仁淀川

向かうは、土佐和紙工芸村『くらうど』。

右下: いざ!「紙漉き体験」へ。

オリジナルはがきづくり

型枠と原料の入った舟(紙を漉くための浴槽)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水切りをした後、用意されていた草花を選んで・・・(各自、好きなように配置する)。

 

 

 

 

 

だいたい仕上がったらジャッキで水絞り。

 

 

 

 

 

左下: ジャッキから取り出す。

右下: 今度は回転式三角乾燥機へ(三角柱の面に漉いた紙をはりつけ、中に蒸気を送り込んで加熱し乾かす。)

 

 

 

 

 

左下: しばらくして、最後はアイロンをかけフィニッシュ。

右下: 土佐和紙製品の数々。。。

 

 

 

 

 

高知は、越前(福井県)、美濃(岐阜県)と並ぶ日本三大和紙産地の一つです。

原料は楮(こうぞ)三椏(みつまた)雁皮(がんぴ)など靭皮繊維。

『土佐典具帖紙』や『土佐清帳紙』は国の無形文化財。

その土佐典具帖紙は厚さが0.03mm。

世界の手漉き紙では一番薄い紙。

「かげろうの羽」の異名を持つこの和紙は、儚いほどの薄さでありながら、海外でタイプライター用紙として使われたほどの強さで、世界水準で卓越した商品力を誇ってきた。

また江戸時代には「土佐七色紙」と呼ばれる柿色・黄・紫・桃色・萌黄(薄緑)・浅黄(薄青)・青の染め紙を幕府へ献上していた。

土佐和紙は品質の良さと種類の豊富さが特徴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原料の繊維を均一に分散させ簀桁(すたけ)で一枚一枚、紙を漉いていく。

職人さんとの話し。。。

現在も昔ながら手漉きで作られる和紙もありますが、職人の高齢化や後継者不足、原料栽培農家の減少など多面的な要素もあり・・・。この簀桁(すたけ)も実は作る人が居ないので、「直しては漉いて、直しては漉いて」と繰り返し、大事に使っています。道具類も使わなくなった所から譲ってもらったりと、とても大切です。

と!聴かせてもらい・・・。

原料や製造の背景、またそこにある価値にも気づかされた時間。

手漉き和紙は、日本の要である伝統工芸品。

日本には、かかるものが豊かにある。

健全な日本品を用いて暮らすことも、何よりの悦び、誇りではないろうか。。。

大変、貴重なお話をありがとうございました。

 

 

 

 

 

『くらうど』から観た景色。今夜は、ここで一泊。

 

 

 

 

 

館内で、くつろぐ。。。

左下:容子さんの手前にイサムノグチのAKARIが写っています・・・。この紙は美濃和紙です。AKARIシリーズは、イサムさんが鵜飼を見に行った岐阜で、伝統的な岐阜提灯と出会い、当時の市長の勧めで制作を開始(1951年~)。現在もイサムさんが制作した治具(型)を用いて竹ひごを巻き付け、美濃和紙を張り、岐阜で生産されています。

 

 

 

 

 

夕食

右下:サニーレタスと生ハムの前菜

 

 

 

 

 

左下:コーンスープ とパン

右下:蒸し野菜と牛肉のステーキ

 

 

 

 

 

左下:アイスにメロンのピューレ

夜は温泉に浸かり就寝。。。

続きは次回へ(本当は2夜連続にしたかったけど・・・(笑)。ちょいと無理。。。)

なので!来週もお楽しみに☆。