神無月

Posted on 2015年 10月 31日(土)

10月1日
昨日で高知は仁淀川のアユ漁も最終日となり…。
本日、季節の台所仕事。。。
「鮎の塩焼き」
「さつまいもの茎と油揚げの炒め煮」

この鮎…。
口に含むとスイカのような、あの独特の香りがします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月2日
明日3日(土)の夜は、いよいよ高知ポップ・オーケストラ。
去年は、アラン・ドロンが出演した『太陽がいっぱい』にマルチェロ・マストロヤン二、ソファア・ローレン主演『ひまわり』など映画音楽も、ふんだんに演奏されました。
演奏内容も、楽曲に関してジャンルを問わず幅広く選択し、市販の楽譜やコピーに頼るものではなく、全てこの楽団のために書きおろされたオリジナル編曲も聴きどころ。
そして今年は楽団の記念すべき15周年コンサート。
たまには、こういった非日常空間で、精神にも潤いを与えてみるのは如何でしょうか。

 

 

 

 

 

10月3日
今宵は高知ポップス・オーケストラ。
「モダン・タイムス」のためにチャールズ・チャプリンが作曲『スマイル』。
クロード・ドビュッシーの『月の光』など芳醇な香りを織りなすメロディーは、正しく心の栄養剤。
ありがとうございます。

 

 

 

 

 

10月5日
秋も深まり、夜はめっきり肌寒く、朝夕の露がいっそう冷たく感じられる今日この頃…。

本日、季節の台所仕事。。。
「ツルムラサキのポン酢ごま和え」
「栗とサツマイモのおこわ」

秋は夕暮れ 夕日のさして
 山の端いと近うなりたるに。。。

清少納言 枕草子より抜粋。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月11日
杜鵑草(ほととぎす)

秋の日陰によく生えるホトトギス。
若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様に似ていることから、この名前に。
鳥類のホトトギスは古来より「霊長」とされていたため、花もまた格調のある花として茶花や生け花に用いられております。

 

 

 

 

 

10月12日
本日、関連企画 記念対談
ありがとう。宮尾登美子さん
~88年の生涯を偲んで~
高知市は高新RKCホールにて
対談 『檀ふみさん×山本一力さん』
最後に一力さん ふみさんの話で宮尾文学、一番の読者に光を当て賞賛して頂いたとろこに、さぞ亡き登美子さんも、心満たされる思いだった事と存じます。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

10月13日
野山は秋色に染まり、山の幸もふっくら色づいてまいりました。

本日、季節の台所仕事🔪。。。
「田芋の煮っころがし」
「チャーテとわかめの酢の物」
「チャーテと豚肉の炒め物」

自然の景色は穏やかに深みを増し、いよいよ「山粧う(やまよそおう)」季節到来です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月16日
安倍夜郎展
『深夜食堂へいらっしゃい』
高知市文化プラザかるぽーと内
横山隆一記念館
9月19日(土)~11月23日(月・祝)
営業時間は夜12時から朝7時まで『できるものなら何でも作る』という一風変わった飯屋を舞台に繰り広げられる人間模様を描く漫画『深夜食堂』。
現在も小学館ビックコミックオリジナル連載中。
作家・安倍夜郎さんは、高知県中村市(現・四万十市)出身。
「深夜食堂」作中にも高知の食材が登場するほか、エッセイや自伝的作品など、随所に故郷に対する想いが語られております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月17日
秋明菊(しゅうめいぎく)

秋風にゆれる姿は優美で趣のある秋明菊。
漢名は「秋牡丹」。
京都の貴船地方に多い事から別名「貴船菊(きぶねぎく)」とも呼びます。
また花が終わると、実が出来、そこから真っ白な綿毛が現れるのも特徴です。

 

 

 

 

 

10月19日
日が短くなり、太陽はあっという間に沈んでしまう今日この頃…。

本日、季節の台所仕事。。。
「亀の手のゴマ油ポン酢すりゴマ和え」
「四方竹と天ぷら、こんにゃく&しめじの煮物」

秋は、つるべ落としなり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月20日
本日
~宮尾登美子追悼展 関連企画~
文学散歩(生誕の地周辺コース)
宮尾登美子さんの生家緑町界隈を電車と徒歩で訪ね、ゆかりの得月楼にて昼食。昼食後は宮尾登美子さんにまつわるお話や朗読会。

登美子さんが、かつて通っていた高知市私立高坂高等女学校(現:高知県立高知丸の内高等学校)。
おそれながら…。
私の母校でもあります。
私が通っておりました当日の丸の内(マル)は、高知城の袂という事もあってか、普通科でも体育の授業では必修科目に『薙刀(なぎなた)』。
家庭科の授業では『食物検定4級』の資格取得などの項目もあり…。
それなりに楽しい時間を過ごさせてもらいました。
きっと登美子先輩も、そんな学生時代を送られていたのではないかと思いを馳せる今日この頃であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月23日
本日、高知県立美術館能楽堂にて。
第ニ回高知狂言の会
〜和泉流二十世宗家和泉元彌宗家継承二十年〜
〜十世三宅藤九郎 舞台四十周年〜

ちょうど十五年前、和泉流宗家の演目を高知県民文化ホールで観せてもらい…。
今日も元彌さん曰く、『狂言は、想像力を働かせる世界』というところに強く関心を覚えてました。
ありがとうございます。

 

 

 

 

 

10月25日
花柄着物のドレス展
華・花・展
27日まで11~17時。
高知市桟橋通り2-4-18
花CAFE GALLERY FOREST(088-833-8323)。
http://forest-studio.com
※ 駐車場あり
「アトリエio」主宰の五百蔵英記さんが大正、昭和の着物をリメークした約30点。「遊筆あーとスワコ」を展開する栗原寿和子さんが着物生地などに書いた「遊書」作品約20展も。
モデルは…。
ワタクシ中山みちに御座います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、十三夜ではありますが季節の台所仕事。。。

「銀杏とむかごのおこわ」
「ゆず大根」

十五夜(中秋の名月)から約一か月後に巡ってくる十三夜は、十五夜に次いで美しい月。
十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月(のちのつき)「豆名月(マメメイゲツ)」「栗名月(クリメイゲツ)」とも呼びます。
古くより十五夜に月見をしたら、同じ場所で十三夜にも月見を楽しむのが風情もあるとされ、どちらかを見逃すのは「片見月」といって野暮なことだったとか…。
この二つの月見は、男女が一緒に観る約束をする恋のイベントだったともいわれております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月27日
昨日
~宮尾登美子追悼展 関連企画~
文学散歩(春野コース)
宮尾登美子さんの自伝4部作にも描かれ宮尾さんが生活されていた春野を歩いて巡る一日。

かつて登美子さんの嫁ぎ先は、弘岡上(ひろおかかみ)。私の家は、芳原(よしはら)と、これまた春野つながりで…。
今回は、そのまま現地集合となりました。
弘岡は、中学の同級生も多く…。
中には『うちの父は保育園の時、登美子さんに、お世話になった』という友達もいたりと…。
保育士を経て県社会福祉協議会の保育係長、県保母会の事務局としても働いておられた登美子さん。
「当時は、どんな先生だったことか」と想いを馳せる今日この頃であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月31日
小紫(こむらさき)
葉の脇に集散花序を出し、薄紫色の小さな花をたくさんつける。 紫式部(ムラサキシキブ)に比べると、花も実も葉の柄のつけ根から少し離れた位置から出る。和名の由来は、秋に小さな紫色の実をつけるところからきている。 別名を小式部(コシキブ)ともいう。 いずれも「紫式部」にちなむ名。園芸的には紫式部の名で流通することもあるが、植物上の紫式部(ムラサキシキブ)は別種である。